以前、長女が小6の時の担任の先生に工作の作品を貸したんです 見本にするとかで。。。
貸してあった事すら忘れていたのですが、先程 先生が返しに来てくれました
その時に、とても嬉しいモノを頂きました

『受験に勝つことを願っています』というメッセージが添えられたお守りです
長女はとても喜んでいました
この先生の年齢は私より10ほど多いでしょうか?男性です
当時、こんな事がありました
『 』は先生の言葉です 「 」は長女の言葉です ( )は私の心の声です(笑)
夏休みの三者面談の時でした。長女の学校での様子や面談は5分ほどで終わってしまいました
『実は・・・今日はルイさんにお願いがあるんだ。お母さん、面談も早々切り上げてしまいすいません
少しお時間頂いてもいいですか?』
私が「どうぞ」と返事をすると、先生は長女に話を始めました
『教室でAさんが一人でいる事は知ってるよね』
(な、なに?いじめ?もしかしてルイが?・・・)
「はい・・・知ってます」
『知ってるよね、女子もみんな避けてるよね。
いや、女子達の気持はよく分かるんだ、うん。先生も当然だと思うよ。
あんなにひねくれて、みんなと仲良くする気がないんだから仕方ないと思う』
「・・・、ま、まぁ・・・うん・・・」
『先生はね、女子と話をしてみたんだよ。あいつらの言い分はよ〜く分かる。
Aさんとも話したし、悪いところを注意もした。でも直す気がないって言うんだ。』
「ハハハ…そうなんだ…」苦笑する長女
『でもさ、秋には修学旅行があるだろ。Aさんを一人にさせる訳にはいかないんだよ。
修学旅行に楽しい思い出が無いなんて悲しいだろ?
そこで、ルイさんにお願いなんだけど・・・ルイさんの班にAさんを入れてくれないか?』
「あぁ・・・えっ?はい?ウチの班に? う〜ん・・・ウチはいいけど・・・」
『分かるよ、でもそこを何とかお願いできないかな。
先生からももう一度Aさんに話してみるから』
「う〜ん・・・分かったょ。みんなに話してAさん入れてもらうょ」
『ありがとう。頼んだよ。それから・・・』
「分かってるょ。一人ぼっちにならないようにウチがちゃんと見てるから」
『よかった〜、ありがとう。お母さん、突然こんな話を聞かせてしまってすいません』
「いえ、先生も大変ですね。女は何かと面倒くさいですからね」
私、この時に この先生ってなんて良い先生なんだろうって思ったんです
私も小6の頃、まったく同じ様な事がありましたが、私の担任は状況だけで判断し
どうしてこういう事態になっているかを追求せずに避けていたグループを怒鳴りました
別にグループで避けていた訳ではありません。
意地悪をされた子が個々にその子を避けていただけなのに
結果だけを見てそこだけを怒りました
でも、長女の先生はしっかりと把握した上で指導をしていました
『お前らの気持はよ〜く分かる、だけどな・・・』って。
世間では、教師の色んなニュースが流れますが
長女は、こんな良い先生に出会う事が出来てとても幸せだと思います
心から尊敬できる先生がいるっていいですよね 心の支えにもなるし
あと2ヶ月ちょっと頑張って 桜を咲かせてお守りのお礼を言いに行けるといな
PS:先程、お礼の電話を入れると、先生はまだ不在でしたが、奥様が出られて
『長い間、お借りしたままですいません。
お礼、何がいいかなぁ〜 受験生だしなぁ〜って色々考えてました
他にも作品をお借りしたお宅を回っていて まだ帰ってないんですけど
お電話いただいた事伝えます。』
そう言ってくれました。
ご夫婦で長女たちの事を思っていてくれているなんて本当にありがたかったです
とても嬉しい出来事だったので 更新してしまいました
最後までお付き合いいただきまして ありがとうございました*